互尊翁 野本恭八郎 ~ 夫婦の誓文から互尊思想へ ~ 互尊翁 野本恭八郎は、幕末から明治に生きた人物でした。 明治維新後、近代日本化のひずみは人の価値観までもゆがめ、いたるところに格差が拡がっていました。 そのような時代に「互尊独尊」の思想を提唱し、図書館が市民の人間形成に大きな役割を果たすと確信し私財を投げ売って「互尊文庫」を作りました。 また、男尊女卑が当たり前の時代に、妻を大切にしたことでも知られます。今に残る「誓文」は妻への誓いの内容です。 家庭連合が進めている「真の家庭づくり運動」のまさに先駆けとも言えるでしょう。